トムラウシ山<標高・都道府県・ルート・アクセス・地図・登山届>

トムラウシ山の基本データ

名前・読み方・別名・標高・都道府県・日帰り登頂の可否

山の名前 トムラウシ山
よみかた とむらうしやま
別名 トムラウシ、富村牛山、富良牛山
標高 2141m
都道府県 北海道
日帰り登頂 不可 ※

※日帰り可能と紹介されていることもありますが、休憩なしでも11時間以上の行程です。余程の体力がある人以外は日帰りはできないものと思っておいた方が良さそうです。

トムラウシ山の位置(Googleマップ)

国土地理院地図

トムラウシ山の特徴

北海道の中央部、大雪山国立公園の中心に位置するトムラウシ山。大雪山系の中でも旭岳方面と異なり、観光地化はされていないエリアです。

山頂周辺は”神々の庭”とも呼ばれ、壮大な土地に広がる高山植物、湖や岩などの複雑な地形、手つかずの自然が広がる名峰として愛されています。

トムラウシ山から入旭岳まで縦走する壮大なルートもある。ガスがかかると道に迷いやすいので注意が必要。

トムラウシ山の登山地図【山と高原地図3】

トムラウシ山の登山地図は、山と高原地図【3】に収録されています。

【掲載されている山、エリア】
 大雪山・旭岳・トムラウシ山・ニペソツ山・石狩岳・十勝岳・幌尻岳・芦別岳・夕張岳・カムイエクウチカウシ山

【2022年版/購入者限定特典付】
ご購入の『山と高原地図』2022年版の出版物と同じエリアの「山と高原地図ホーダイ」アプリが、1年間無料でご利用いただける購入者特典が付きます。

トムラウシ山の登山ルート・コースタイム

トムラウシ山の登山ルートには「山頂往復」や「縦走ルート」などがあります。
最短の「山頂往復」でも休憩なしで11時間以上を要しますので、基本的に日帰り山行は不可能です。

雄大な大雪山系を満喫できる「縦走ルート」のうち、1泊2日の人気のコースもあわせてご紹介します。

(1泊2日)山頂往復コース

【1日目】

  • トムラウシ短縮コース登山口
    <20分>
  • 温泉コース分岐
    <1時間10分>
  • カムイ天上
    <1時間50分>
  • コマドリ沢分岐
    <1時間>
  • 前トム平
    <2時間>
  • トムラウシ分岐  <南沼キャンプ指定地 泊>

【2日目】

  • トムラウシ分岐 <南沼キャンプ指定地>
    <30分>
  • トムラウシ山
    <15分>
  • トムラウシ分岐 <南沼キャンプ指定地>
    <1時間30分>
  • 前トム平
    <35分>
  • コマドリ沢分岐
    <1時間35分>
  • カムイ天上
    <50分>
  • 温泉コース分岐
    <15分>
  • トムラウシ短縮コース登山口

1日目 6時間20分 / 8km
2日目 5時間30分 / 9km

*バスの終点のトムラウシ温泉から山頂を往復する場合、トムラウシ温泉~トムラウシ分岐間が登り2時間、下り1時間20分です。 

*コースタイムは目安です。登山経験・体力・天候・パーティ人数により変動しますので、余裕のある計画を立てましょう。

山小屋・避難小屋
・山小屋・避難小屋はありません。

▶国土地理院1/25000地形図地形図の区割一覧
・旭岳、トムラウシ山、オプタテシケ山、トムラウシ川

▶駐車場
 ・トムラウシ短縮コース登山口駐車場(30台)

▶水場:煮沸または浄水が必要
 ・コマドリ沢
 ・南沼キャンプ指定地・北沼(雪解け水、無くなる場合も)

▶野営地(テン場)
 ・南沼キャンプ指定地

▶トイレ
 ・トムラウシ短縮コース登山口
 ・トムラウシ温泉登山口
 ・南沼キャンプ指定地(携帯トイレブース)

(1泊2日)縦走コース(天人峡温泉~トムラウシ温泉)

【1日目】

  • 化雲岳登山口(天人峡温泉)
    <1時間30分>
  • 滝見台
    <2時間>
  • 第一公園
    <3時間>
  • ポン沼
    <1時間20分>
  • 化雲岳
    <15分>
  • ヒサゴ沼分岐
    <50分>
  • ヒサゴ沼避難小屋 <泊>

【2日目】

  • ヒサゴ沼避難小屋
    <35分>
  • 1793m地点(分岐)
    <30分>
  • 天沼
    <1時間30分>
  • 北沼分岐
    <25分>
  • トムラウシ分岐
    <1時間30分>
  • 前トム平
    <35分>
  • コマドリ沢分岐
    <1時間35分>
  • カムイ天上
    <50分>
  • 温泉コース分岐
    <1時間20分>
  • トムラウシ温泉

1日目 8時間55分 13.4km
2日目 8時間50分 16.2km

*コースタイムは目安です。登山経験・体力・天候・パーティ人数により変動しますので、余裕のある計画を立てましょう。

山小屋・避難小屋
・山小屋はありません
・ヒサゴ沼避難小屋(緊急時のみ利用可)

▶国土地理院1/25000地形図地形図の区割一覧
・旭岳、トムラウシ山、オプタテシケ山、トムラウシ川

▶駐車場
 ・化雲岳登山口(天人峡温泉)

▶水場:煮沸または浄水が必要
 ・ヒサゴ沼避難小屋(雪解け水、無くなる場合も)
 ・コマドリ沢
 ・南沼キャンプ指定地・北沼(雪解け水、無くなる場合も)

▶野営地(テン場)
 ・ヒサゴ沼避難小屋
 ・南沼キャンプ指定地

▶トイレ
 ・ヒサゴ沼避難小屋
 ・トムラウシ温泉登山口
 ・南沼キャンプ指定地(携帯トイレブース)

山中にトイレはヒサゴ沼1か所しかありません。携帯トイレを持参し、南沼キャンプ指定地に設置されているトイレブースにて使用することになっています。回収ボックスはトムラウシ温泉登山口にあります。(詳細

アクセス・公共交通機関

空路

  1. 各空港→十勝帯広空港(最寄り)
  2. 各空港→新千歳空港 

*航空機利用の場合、ガスカートリッジは持ち込みできませんので現地調達する必要があります。
 プリムス取扱店はこちら。取扱商品の有無は事前に確認をお願いします。

鉄道(JR新得駅まで)

  1. 各地→JR新得駅
  • JR北海道 案内センター(札幌駅) 011-222-7111
  • 東大雪荘(一軒宿)宿泊の場合はJR新得駅、JR清水駅、JR帯広駅より無料送迎あり。JR新得駅→トムラウシ温泉のバス運行期間は送迎バスの運行はなし。

バス(トムラウシ温泉まで)

トムラウシ温泉側から登る場合はJR新得駅より「1」のバスルートでアクセスします。トムラウシ温泉から先、短縮コース登山口までのバスはありません。

  1. JR新得駅→トムラウシ温泉 *拓殖バス・期間限定

▶旭川、札幌方面からJR新得駅(清水駅)までは都市間バスが運行されています。新得駅からは上記拓殖バスを利用します。

  1. JR旭川駅→JR新得駅 *拓殖バス「ノースライナー」 に乗車 
  2. JR札幌駅→JR清水駅 *北都交通「ポテトライナー」  に乗車

▶「拓殖バス運行期間外」で「東大雪荘(一軒宿)に宿泊される方」は、JR帯広駅、JR新得駅、JR清水駅まで無料送迎バスが運行されます。(詳細はこちら

バス(天人峡温泉まで)

天人峡温泉へのバス(公共交通機関)はありません。

「御やど しきしま荘」利用の方は、JR旭川駅→旭川空港→旭岳行きのバス、66番 旭川空港経由 旭岳線(いで湯号)で「国立公園入口」下車、その先は宿の送迎バスが運行されています。

旭川電軌鉄道株式会社 0166ー23-3355

レンタカー・タクシー

「短縮コース登山口」や「天人峡温泉」までは公共交通機関がありませんので、各空港やJR駅からレンタカーを利用すれば、登山口まで直接アクセスできるので便利です。

レンタカー会社、タクシー会社の比較・予約はこちら

*オリックスレンタカー、日産レンタカー、タイムズカーレンタル、トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、バジェットレンタカーなど大手レンタカー会社を一発で比較・予約できます!

▶入山口と下山口が異なる場合は回送サービスもあります。
  山岳 好歩(スキップ)

お役立ちリンク・連絡先

大雪山の登山届と提出先

登山届はできれば事前に提出(オンライン、郵送など)しておきましょう。

▶事前に提出する

Compass(コンパス)
*公益財団法人山岳ガイド協会運営の登山届受理システム。
 北海道警はコンパスと連携しているので同時に登山届を提出できます。

北海道警察本部地域企画課(オンライン提出可能)(郵送先・FAXはこちら

現地で直接提出する

登山計画書(北海道警察様式)
 

【提出先】

  • 短縮コース登山口・トムラウシ温泉登山口(トムラウシ側)
  • 天人峡温泉登山口(天人峡温泉側)

自治体・警察などの連絡先

大雪山周辺の日帰り温泉・グルメ情報・宿泊施設

日帰り温泉

キャンプ場

トムラウシ温泉の宿泊施設

天人峡温泉の宿泊施設

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